あらすじ(ストーリー)を紹介します。
これから見る方はネタバレにご注意下さい。
第1話からのあらすじを知りたい方は
第一話 愛をください…金のためなら何でもするズラ!あらすじ
第二話 愛は金で買えるズラ!
第三話 罠 美しい心が欲しいズラ!あらすじ
でご覧下さい。

またここまでのとっても気になる!
ドラマ銭ゲバの視聴率ですが
第1話 12% 第2話 11.3% 第3話 9%
とちょっと右肩下がり・・・・
今後の復活に期待です!
面白いのに・・・。
それでは第4話のストーリーです。
第3話からの続きで、
三國家の朝の食事シーン。
三國茜(木南晴夏) 「風太郎さんが欲しい」
蒲郡風太郎(松山ケンイチ) 「茜ちゃんそれは無理だよ。」
(第3話はここで終わっていました)
風太郎「もちろん君が好きだ、愛してるよ。
君とずっと一緒にいたい。
でも結婚は無理だ。」
茜「どうして・・」
風太郎「それは・・・君が三國家の人間だからだよ。
ぼくとはあまりにも違いすぎるんだ。」
(驚いた、うろたえた表情を見せる三國譲次(山本圭))
三國緑(ミムラ)「そんなこと関係ないと思う。」
風太郎「もし無理だと言っていなかったら
お父さんは大反対したと思うよ
ぼくはそれは正しいと思う。
僕みたいな得体の知れない人間は嫌に決まってるんです
当たり前です。僕には紹介する親もいない
母は死んでしまったし、
父はロクデナシでどこで何をやってるかもわかりません。
そんな男がこの家の一員になることは出来ません。」
緑 「育った環境なんてどうだっていいじゃない。」
風太郎「同じ環境で育った人、価値観が同じ人と
いるのが一番なんです!」
茜 「私この家を出る。それならいい?」(涙が流れる)
風太郎「ダメだ!それは絶対にダメだ
君は貧しいということがどういうことかわからないから
そんな事が言えるんだ。
どうなるか考えてごらん。ぼくと二人で暮らして・・・
僕は君のことが好きだから
絶対!にそんな思いをさせたくない。」
茜 「そんなこと平気だよ」
風太郎「分かってないんだよ貧しいことの辛さを。
貧しさは簡単に人を変えるんだ。
愛なんてどっか行っちゃうんだよ!」
呆然とする茜
急に激しく机に手を置き立ち上がる風太郎
怪我した足を引きずり杖をつきながら
三國譲次の前に土下座する風太郎
風太郎「お父さん。緑さん。すみませんでした!
こんなふうになるためにここに呼ばれた訳じゃないのに。
茜さんは本当に素敵な女性です。
どうか幸せにしてあげて下さい。
このままだと、僕も彼女も辛いから
僕はこの家を出ます。
僕は自分の世界に戻ります。」
部屋を後にする風太郎。
残された茜は放心状態。
茜と三國譲次は顔を見合わせうつむく。
荷物を持ち、三國家の庭で
出て行こうとする風太郎は振り返り
「お前ら金持ちは、こういう貧乏人が好きなんだよな
従順で、欲張らない、身の程を知った貧乏人が好きなんだよな
金持ちに決して牙むかない貧乏人がさ。
なんでだかわかるか?
心のどっかでお前ら脅えてんだよ・・
貧乏人がいてくれると、
自分らが金持ちでいられることをわかってるからさ。
お前ら怖いんだよ。
理由なんてないんだ。お前らが金持ちでいるさ。
お前らのご先祖様がたまたまちっーとケンカが
強かっただけの話なんだよ。
お前らの考えている事なんて手に取るようにわかるズラ。
拍子抜けしたんだろう、
あいつは悪いやつじゃないんじゃないかって」
三國家の部屋では、三國譲次と緑が座っている
譲次「一体何なんだ、あの男は。
私の言いたいことみんな言われような気がする
なんだか、拍子抜けがしたね。」
緑 「白川くん(田中圭)がさ・・私に言ったの
絶対にやめたほうがいい
あんな男絶対に家に入れちゃダメだ
お金が目的に決まってるって
家のお金が欲しくて茜に近づいたんだって
やっぱり違ったんだよね」
三國家の入り口の門の前に立つ風太郎
「待ってるよ。お前らが頼みに来るのをさあ・・。
茜、うまくやれよ。」
三國家の暗い部屋の中で車椅子に乗り一人涙を流す茜。
緑は、白川に電話をかけるが留守電になりメッセージを残す。
「ずっと留守電だね。風太郎君は出て行っちゃった。
茜が結婚したいて言ったのに。
白川君が思っていたような人じゃなかったよ。」
風太郎が夜中に白川を埋めた三國家の庭が映し出される。
三國造船所に出勤し働く風太郎。
ハイヒールの足音を聞き振り返る風太郎。
しかし緑ではない・・。
三國造船に勤めながら、
頼みにくるのを待つ風太郎。
タイムカードをひたすら押す毎日。
夜の三國造船で船を見つめる風太郎。
「駄目なんだ。あのまま結婚しても駄目なんだ。
信用されるには・・・駄目なんだ。」
暗い部屋で、食事もせず、部屋からも出ない思いつめていく茜。
家具の上にあるナイフを手にする茜。
緑が心配して部屋を見に行き声をかけ、部屋に入る。
手首を切り倒れている茜を見つける・・。
いつものように三國造船で働いている風太郎に
緑の近づく足音が聞こえ、手を付き、うつむく風太郎。
(やっときたかという様な、いつもの企んだ笑みはない)
緑 「風太郎君。」
横に振り向き、緑の顔を見つめる風太郎。
緑は今にも泣きそうな顔。
風太郎「どうしたんですか」
緑「三國家に帰ってきて下さい。お願いします!
(深く頭を下げる緑)
茜とずっと一緒に居てあげてください。
茜にはどうしても風太郎君が必要なんです。
父も認めています。お願いします。
(再び深く頭を下げたまま上げようとしない緑)
風太郎は、嬉しさを隠し切れない優越感のある目で見つめる。
三國家に再び帰ってきて門の前に立ち微笑む風太郎。
車椅子に乗る茜や緑、父の譲次のいる部屋に入る。
緑「おかえりなさい。」譲次「おかえり」
風太郎「ただいま。」
茜の前にしゃがみ、切った手首の包帯の上に手を置き
抱きしめる風太郎「ごめんね。」
立ち上がり、譲次の方を向き
「宜しくお願いします。」
頭を下げる風太郎。
三國家の庭(白川を埋めた所)で
花を持ち埋められた白川に話しかける風太郎
「どうですか?天国の暮らしは。
こっちはお陰様で順調ですよ。
遂にあなたと同じお金持ちに仲間入りです。
勘違いしないでください。
どうしてもって頼まれて三國家の一員になるのですから。」
花を落とし笑いながら去る風太郎。」
土の中から白川の携帯が鳴り響く・・。
三國家に戻ると、部屋の中から聞き覚えのある笑い声が・・・
中には楽しく話をする風太郎の父、蒲郡健蔵がいる。
「おっ!風太郎!」
ウインクする健蔵。
にらみつける風太郎。
三國家で、風太郎と茜の結婚について談笑する
三國家の人達と風太郎親子。
一人上機嫌で話をする健蔵に帰るように言う風太郎。
風太郎の部屋に泊まるよう頼む健蔵。
健蔵にトイレを案内する緑。
健蔵は、母に苦労をかけ死なせたこと
風太郎の顔に怪我させたこと伝え
家族を知らない風太郎が
こんな三國家に入れてよかった言う。
三國家の風太郎の部屋で話す健蔵と風太郎。
風太郎「なんのつもりだ。あん時殺せばよかった・・。」
健蔵「やっぱ違うんだろうな、
よその人間を殺すのと、親を殺すのは
怖い顔だね、なんでお前そんなふうになっちまったの?
しかし、うまくやりやがったな、お前は
どうやってあの娘ものにしたんだ」
風太郎「黙れ。俺は人を好きにならない。
そう決めたんだ
好きな人は死んで、死んで欲しいやつは生きてる」
健蔵「俺のこと(笑)
よくやったよ風太郎、さすがは俺の息子だ。
しかしあいつらの目を見たか?
心の底から軽蔑しているような目をしやがってよ。
何の努力もしねえでお高くとまりやがってよ。
今、お父さんに共感した?」
風太郎「黙れ」
健蔵「地獄に落としてやれよあんなやつら。
俺にもかませろよ。
二人で全財産を頂いちゃうつうのはどうだ?」

三國家のお手伝い桑田春子(志保)はゴミを捨てに庭へ出る。
緑は白川の携帯へ電話をかける。
桑田は庭で携帯が地面の下で鳴っているのを見つける。
庭を掘り返す桑田。
風太郎は、健蔵へ隠していた自分のお金を取り出し
健蔵へ渡す。
風太郎「金持ってどっか消えろ。二度と現れるな。
これは頼んでるんじゃない。警告だ。」
掘り起こした土の中から
人間の指が出ている麻袋が見つけた桑田は
驚き、三國家へ走りかえる。
慌てて走る桑田を一人起きていた健蔵見つめる。
外から見える風太郎の部屋で健蔵は
見つかりそうになるがとっさに隠れる。
物音に気づいた桑田が見ると・・寝ている風太郎。
以前風太郎の革ジャンに土が付いていたのを
思い出す桑田。
何かあると感づく健蔵。
朝、いつものようにうなされ飛び起きる風太郎。
健蔵の姿はない。
三國家の朝食。
お手伝いの桑田の姿が無いことに気づく緑。
別のお手伝いが熱で寝込んでいると伝える。
暗い部屋のベットの上で脅える桑田。
朝食の席で
譲次「結婚式について希望はあるかね?
結婚後もここで一緒に暮らす、それでいいか?」
風太郎「はい。僕もこの家が好きですから」
緑 「ドレス選ばなきゃね、茜ちゃん。」
茜 「お姉ちゃん、ごめんね。妹が先に結婚しちゃって。」
和やかな会話の朝食。
緑 「もう家族なんだからさ、
私はお姉さんだからね、わかった弟君」
風太郎「家族かぁ・・・」
母、蒲郡桃子(奥貫薫)の骨壷を抱える幼少時代の風太郎。
荻野聡(宮川大輔)刑事の弟である荻野宏(近藤公園)が
風太郎に後ろから声をかける。
荻野宏「お父さん探さなくていいのか?」
風太郎「家族なんかじゃない、あんなやつ。
僕には、家族なんてもういない
僕の家族はお母さんだけだ・・・。」
三國造船で働く風太郎の目に入る、
カレンダーの三國造船の社屋。
三國造船の派遣社員(柄本時生)が仕事中に怒られるのを
無言で止めに入り睨みつけて助ける風太郎。
伊豆家に野々村由香(石橋杏奈)の行方不明の兄が店に来る。
(松山ケンイチの1人2役)
帰ってきて新しいビジネスをするというお金をせびる。
お金を渡す伊豆家主人の野々村保彦(光石研)。
渡したことを責める野々村祥子(りょう)。
そこへ風太郎が入ってきて、べらの煮付け定食を食べる。
お金を持っていった事をみんなで言い合うが
保彦「大切なのはお金じゃないよ、心だよ」
母が言った同じ言葉を思い出す風太郎。
祥子「お願いがあるのもっと食べに来て!」
お店を出た風太郎は
封筒のお金を店の外に置き、
伊豆家の人達がお金をどうするかを陰で見ている。
「心なんかじゃ、生きていけないんだよ
使えよ、そのお金、自分の物にしろよ
みせてくれよ、大切なのは結局、金だってことを
所詮、銭ずら」
封筒のお金を見つけた由香は伊豆家に入るが
すぐにみんなで出てきて、落し物であると警察官に渡す。
予想を裏切られた風太郎は呆然と見つめる。
警察署で風太郎が三國家に居る事を話す
荻野刑事と菅田純刑事(鈴木裕樹)。
その時荻野刑事に匿名女性から電話がかかってくる。
三國家の庭に死体が埋まっている事を告げる。
緑と茜と風太郎の三人で茜のウェディングドレスを選ぶ。
風太郎「緑さん達と同じ世界に住むことがピンときません
貧しかったからお金持ちには悪いイメージしか
持っていなかった、でも違った。
持つ人がいるから持たない人がいる。」
緑 「なんでも決め付けるのは辞めなよ。
お金持ちの世界とかそういう考え方。」
風太郎のつぶやき
お金持ちなんて名前の人間はいない。
そんなことどうでもいいんだよ。
お前らの顔なんて金にしか見えねえズラ。
ドレスを着て出てきた茜の顔にお札の模様になる・・。
三國家に訪れる荻野と菅田刑事。
匿名の女性から電話があり三國家の庭に死体が
埋まっているとの情報が入った。
三國家の人々は驚くが、
こういうイタズラがたまにあるので探すことを許可する三國譲次。
風太郎を睨む荻野刑事。
庭を掘りおこす菅田刑事。
掘るにしたがって、風太郎の顔が歪む。
それを見つめる荻野刑事と家政婦の桑田。
目を瞑り下を向く風太郎。
遂に・・・・
何かを見つける菅田刑事。
中から出てきたのは・・・・
へのへのもへじの描かれた紙だった・・・。
恐る恐る目を開けた風太郎は
その紙を見て驚く風太郎、家政婦、荻野刑事。
だんだんと怒りの表情に変わる風太郎・・。
蒲郡健蔵の笑い声が・・。
旅館で女と戯れる健蔵。
「カードは握らせていただきましたよ、風太郎ぼっちゃん」
第5話に続く!
次回ドラマ銭ゲバの第五話予告動画はこちらです。
ここから第4話の感想です。
第1話の衝撃的な展開が強すぎて
回を経るごとに慣れもあるのか
ちょっと展開が緩いですが
そろそろエンジンがかかってきそうな
終わり方でしたね。
第4話では家政婦は見たけれど
殺されませんでしたね・・。
第5話の予告では
三國譲次に危機が迫りそうな予告でしたね・・。
三國造船乗っ取りの部分を
緻密に描いたり、伊豆家のシーンも
もう少し増やさないともったいないような。
まだ浮いている感じですね。
ジョージ秋山さんの原作が過激すぎて
再現できない、描けない部分シーンが
あるんでしょうね。
もうちょっと冒険して欲しいかな銭ゲバです。
あの特命係長只野さんみたいに!?
