「友情も愛も必要ないズラ…」
のあらすじと
ゼニゲバ主題歌の動画をご紹介します。
さっそく銭ゲバの
かりゆし58の「さよなら」のライブ動画が
ユーチューブ(Yutube)にありましたのでどうぞ。
第5話のストーリーを完全公開しますので
ネタバレにご注意下さい。
また、過去の放送分のあらすじをご覧になりたい方は
こちらからどうぞ。
・第1話あらすじ(主題歌や漫画情報もあり)
・第2話あらすじ
・第3話あらすじ
・第4話あらすじ
また恒例のゼニゲバの視聴率ですが
前回の第4話が10.2%で
2桁回復です!
来週以降の第1話視聴率12%の
最高視聴率更新に期待です。
それでは第5話のあらすじです。
第4話最後の三國家の庭でのシーン。
誰か(蒲郡健蔵)の?通報で調べに来た
荻野聡(宮川大輔)と鈴木裕樹(菅田純)は
白川正輝(田中圭)を埋めた庭を掘り起こす。
しかしそこには・・・・
桑田の慌てぶりを見て
何かあると気づいた蒲郡風太郎(松山ケンイチ)の父
蒲郡健蔵(椎名桔平)が掘り起こし
へのへのモヘジを描いた紙を埋めていた。
荻野刑事は風太郎を
「ふざけやがって!」とにらみつける。
父の健蔵は、温泉旅館で
女を部屋に呼び、風太郎に貰ったお金で呑んでいる。
「カードは握らせてもらいましたよ、風太郎坊ちゃん。」
怒りと複雑な感情の混ざった風太郎の顔に
三國緑(ミムラ)が気づき
「風太郎くん・・・どうかした?」ときく。
崩れ落ちる家政婦の桑田。
じっと風太郎をにらみつける荻野刑事。
その様子を見た緑は何かあるとじっと見つめる。
三國造船社長の三國譲次(山本圭)の娘婿として、
車での出勤、お供をして一緒に会社へと向かう風太郎。
譲次と会社の重役との話し合いで意見を求められ
的確な分析をして答える風太郎。
会社の重役達にも、風太郎が仕事熱心で
将来の部長候補だと譲次と重役達で盛り上がる。
とんでもないですと謙遜しているが・・・。
「部長なんてとんでもない、俺は社長になるズラ。」
さらにその話し合いで
最近、脅迫メールや不審物が届くとの話が出る。
「景気が悪くなると我々は悪役だ。
会社を守るためには仕方なくても悪だからね」と譲次。
三國家にて、幸せそうに編み物をする三國茜(木南晴夏)。
部屋に入って来た緑は、
風太郎との車に飛び出してきた時からの出会いを思い出す。
風太郎の「友達になれたらうれしいです。」
白井の「絶対にやめた方がいい。」
風太郎の「僕は信じて下さいとしか言うことはできません。」
港で派遣社員の田辺(正名僕蔵)に刺されそうになった時
白井の「彼はそんなに美しい人間じゃない」
緑自身の「風太郎君を信じます」
という一連の事件を思い出す緑。

幸せそうな茜に「幸せ?」
茜は「幸せだよ。すっごく。なんで?」
「結婚って幸せなのかなって思って・・。」
「結婚が幸せな訳じゃないと思うけど、
風太郎さんと結婚した私が幸せなだけ。」
ただ最近仕事の勉強ばかりする風太郎に
寂しさを覚えるという茜。
譲次と風太郎が家に帰ってくる。
茜はお帰りと迎えるが、
緑は複雑な表情で風太郎を見る。
勉強をする風太郎に
紅茶を出そうとする桑田は
風太郎の過去の裏の顔を思い出す
紅茶を出す手が振るえこぼしてしまう。
桑田を冷たく怒る茜を
そんな茜は嫌いだと諭すように注意する風太郎。
謝る茜。
「嫌いになってない?
怒られたのちょっとうれしかった、
ずっとだれも怒らなかった。」
大好き、風太郎がいなかったら生きていけないと
ひざまずき、抱きつく茜。
三國造船の社長室から外を見る風太郎。
そこには、以前作業中に
風太郎が注意されているのを助けた
派遣社員の枝野良夫(柄本時生)が
携帯から電話をかけている。
電話切った後、意味深な笑い顔を浮かべる。
直後、女性社員が
三國造船ビルに爆弾を仕掛けたとの
予告電話があったと飛び込んでくる。
逃げ出す三國造船社員。
外に出た風太郎は、
さっき電話をかけていた枝野が
逃げ惑う三國造船の社員達の姿を笑って見ているのを
見つける風太郎。
枝野も、風太郎に見られているのを気づき
走って逃げ出す。
風太郎も追いかける。
道路で捕まえもみ合う2人。
その頃
緑は荻野と鈴木刑事を喫茶店へ呼び出し
風太郎のことを聞こうとする。
取り押さえた枝野に風太郎は
「安心しろ、警察なんかにはいわないよ。」
企みの笑みを浮かべ見つめる風太郎。
廃墟のようなビルの中で
話をする風太郎と枝野。
金のせいで両親も自分も不幸になったとつぶやく枝野。
金、金、金だ。両親は自殺して俺だけがのこった。
金を持ったやつが憎くなった・・と。
自分と同じような境遇の話を聞き
昔の自分を思い出す風太郎。
「気は済んだの?」と聞く風太郎。
首を振る枝野。
「でも、何かしたいんだ、何か
俺が生きた証拠を残したいんだ。」
「何で」微笑みながら聞く風太郎
「俺さ、もうすぐ死ぬんだよ、癌なんだよ」
医者に自分の周りに小さな幸せがあるはずだと言ったが
どこにもなかったという枝野。
「貧乏人は死んだ方が幸せかもしれないけど、
長く生きたってぜんぜんいいこと無いしね・・・。」
自分と重ねあわせる風太郎。
喫茶店で緑に蒲郡風太郎の話をする荻野刑事。
弟の荻野宏(近藤公園)の事件から
港での暴漢も風太郎が仕掛けたものだと、
そして白川も殺されているかもしれないことを伝える。
茜に近づいたのも全部金だ!
震えながら立ち上がるが座り込み、愕然とする緑。
枝野に風太郎は自分のしてきたことを全て言う。
「なんで話してくれたのそんなこと、俺に」
「信じてくれるの俺のこと」
「あんたは・・もう一人の俺なのかもな」
「俺に出来ることないかな、あんたのために
だって、そのために俺を警察に渡さないんでしょ
俺、使えると思ったんでしょ。
わかるよ、あんたはもう一人の俺だから。
役に立ちたいな君の、
だってあんたはすっと生きるんだ、これからも。
だから、役に立ちたい・・・・
友達だろ?俺たち・・。」
「ああ、友達だよ。」
夜の一人枝野の事を思い出し笑う風太郎の元に
父の蒲郡健蔵が現れる。
「助かっただろ、おれのおかげで。
通報したのは俺だ。
誰なんだあの死体。
おまえさ、どうするつもりなんだ
あの会社でも乗っ取ろうって考えか?
辞めとけ、無理なんだよ。
お前の金で豪遊したが
旅館の女将はどっかバカにしている。
しょせん俺たちは貧乏人なんだよ。
金持ちにはなれるが、
お金持ちにはなれないんだよ。
お前さ、今のまんまでいいんじゃねえの?
十分じゃねえのか?
俺はお前から小遣いもらって生きていくからいいけどな。
ネタは握ってるしな(笑い)」
「いくら?
いくら渡したら、死んでくれるんだ?」
「10億とか?」
「わかった、そんときは死ねよ。」
「風太郎ちゃん、親として教えてあげようか。
世の中には金で買えないものがあるんだよ。
愛とか、友情とか(笑)・・・」
立ち去る風太郎
「買えないならいらないよ。」
枝野から電話が鳴る
「もらったお金でお墓建てることにしたよ。
親と自分も入る。
心の準備は出来た。決行する。」
「わかった。」
工場で助けてもらった時
風太郎が自分のことを言ってくれた時
うれしかったと伝える枝野。
三國家での朝食に、食欲がないと部屋にこもる緑。
一人部屋で頭を抱える緑。
譲次に付き合って欲しいところがあると言われる風太郎。
譲次の奥さんのお墓に連れてこられた風太郎。
心配していた茜の婿で、
三國家の新しい家族だとお墓に報告する譲次。
譲次のお願いを聞き
伊豆家に譲次を連れて来た風太郎。
就職と結婚をしり驚く伊豆家の人たち。
2人でべらの煮付け定職を食べる。
風太郎に若い頃の話をする譲次。
若い頃、金持ちの息子が嫌になり家出した。
自分の力だけで生きていこうと
日雇いの工事現場で働いていたとき
ある女性と知り合った。
金が無くても幸せになれると思った。
親に見つかり連れ戻されたが、
ちょっとほっとした・・・。
連れ戻された時ほっとした。
「風太郎君、いろいろあったが、私はきみは好きだ。
夢だったんだよ。
息子と2人でこんなふうに・・・酒はないがね。」
伊豆家店主の野々村保彦(光石研)がビールをおごりで出す。
乾杯する譲次と、風太郎。
風太郎が飲もうとしたとき、
風太郎の携帯に公衆電話(枝野)からが着信が鳴る。
三國家では、
緑が意を決して茜に風太郎のことを話す。
「茜、風太郎くんの事なんだけど」
部屋に入ろうとした家政婦の桑田が
声を聞き、ドアのところで聞き耳をたてる。
緑「嘘だと思う、全部」
茜「嘘?」
伊豆家で席を立ち、
携帯で枝野と話す風太郎。
枝野「予定通り」
風太郎「歩いて向かいます。」
枝野「後は同じだね
じゃあ、決行するよ。」
風太郎「よろしくおねがいします。」
風太郎のうしろで、伊豆家の人達と楽しく話す譲次。
その姿を目を細めながら見る風太郎。
三國家で話す緑と茜。
緑「あの人は、この家に入り込むために
茜と結婚したことも、全部嘘なんだよ。
わかる茜、恐ろしい人なんだよ彼は。」
伊豆家から工場へ向かう譲次と風太郎。
また行こうと上機嫌の譲次。
伊豆家に忘れ物をしたので取りに帰るという風太郎。
笑いながら伊豆家へ向かう風太郎。
立ち止まり、さらに恐ろしい笑顔の風太郎。
歩いて向かう譲次の前に
枝野が紙袋を抱えて歩み寄る。
枝野「三國さんですよね。」
譲次「そうだが。」
にやける枝野。
三國家では
茜「お姉ちゃん、だから何?
そんなのどでもいいんだよ。」
驚きを隠せない緑の手を離す茜。
茜「あの人の目的なんてどうでもいいの。
そうじゃないかって思ってたよ私。
じゃなきゃ、私なんか選ばない。
あの人が何をしたかなんてどうでもいいの。
人殺しだって構わない。
そんなの全然いいいの。
私はあの人と一緒に居る。
愛しているの。
そして必ず、私を愛してもらう。必ず。
お姉ちゃんにはわからないよ。絶対。」
ドアの外で聞く桑田、
どうしていいのか、茜を見つめる緑。
譲次に袋から出した拳銃を突きつける枝野。
枝野「道連れになってもらいます。
いいよね?
十分幸せな人生だったでしょ。」
立ち止まり振り返りもせず
ただ笑い立ち尽くす風太郎。
銃声が響く・・・。
笑みが消え、何か待つように立っている風太郎。
ゆっくりと振り返り、
枝野のほうへ走り出す風太郎。
再び銃声が響く・・・。
道路に倒れた三國造船社長の三國譲次と枝野。
立ち止まり、うつむく風太郎。
(回想シーン)
立体駐車場で歩きながら話す風太郎と枝野。
枝野「話はわかった、遺書も書いておかないと
俺が一人で全部考えたってわかるようにね。
でも素朴な質問していい?
今のままじゃダメなの?
だってさ、あんた十分幸せじゃん。
お金持ちの家の婿さんになってさ。
ちゃんとした仕事もあるし、ダメなの?
素朴な質問その2
怖くないの?
失敗とか、ばれたりとか。」
風太郎「そうするしかないんだよ。」
枝野「そっか、そういえばさ。
家のかあちゃんが言ってた。
金の為ならどんな事でもするやつって・・・・
銭ゲバっていうんだ。
意味はよくわからないけど
なんか、かっこよくない?
なあ、負けるなよ、金に、ねっ。」
(回想シーン終わり)
立ち尽くし涙を流す風太郎
「俺は間違ってない。
俺は間違ってない。
くゥアーー!(叫び)」
三國家にて携帯を持つ緑。
無言のまま、ゆっくり茜の方を振り返り
「お父さんが・・・、お父さんがっ!」
口に手を押さえ泣く・・。
袋を持ちビルの屋上に来る風太郎。
「俺は銭ゲバだ・・。」
ビルの下で1万円札を拾う女の子。
見上げるとたくさんの1万円札が舞っている。
お金に気づいた人々がお金に群がる。
屋上でお金を投げつける風太郎。
「お前らだってそうだ。
金だろ、金がほしいだろ
争えほら・・・・奪い合えよ」
泣きじゃくる赤ちゃんに近づく
伊豆家の野々村由香(石橋杏奈)は
屋上に居る風太郎に気づく・・。
屋上から下の様子を見て大笑いする風太郎。
「俺は間違ってない、間違ってないずら!」
頭に、荻野宏、派遣の寺田(田口トモロヲ)、白川、
三國譲次、枝野の顔がよぎる。
さらに笑いころげる風太郎。
(よだれをたらすほど・・・。)
立ち上がり下を睨みつける。
三國家では
車椅子に乗り精神を病んだ緑が車イスにのり
その車椅子を嬉しそうに押す茜の姿。
レストランで新聞を読む蒲郡健蔵は
ある記事に目を凝らす。
「わーお!(笑)」
20名以上の重役達が座る会議テーブルの
社長の座に立つ蒲郡風太郎。
「では、わが三國造船新社長のお言葉を頂きたいと思います。」
立ち上がり、手をテーブルに手を付き笑みを浮かべる。
第6話につづく!
ここからは第5話の感想ですが
いやー始まりましたね!
ここからが銭ゲバの真骨頂です!
三國家家政婦でなく、三國譲次が
風太郎と似た境遇を持つ男である枝野によって
殺されてしまいました。
それにしても、枝野の言葉は
重く響きましたね。
「友達だろ?俺たち・・。」
「いまのままじゃダメなの?だってさ、あんた十分幸せじゃん。」
初めての風太郎が持った友達・・・
あっという間にしんでしまいました。
風太郎の悲しみのシーンは少なかったけれど
とても貴重な存在ではなかったでしょうか?
友情はお金では買えないのですね。
伊豆家の野々村由香も、お金を撒く風太郎を見てしまい
今後どのように風太郎と伊豆家が絡んでいくのか。
そして何よりもミムラさん演じる
三國緑の展開がすごい事になってきました。
あの目・・・・やばいですね。
これは、第6話は絶対に見逃せませんね!
まだ6話でこの展開・・最終回までもつのでしょうか?
番組最後に銭ゲバのエンディングテーマであり主題歌である
かりゆし58の「さよなら」が
100名様にプレゼントということです。
応募なさる方はこちらにのせますので活用下さい。

宛先
〒100−8604
日本テレビ
「銭ゲバ」主題歌CDプレゼント係
締め切りは2月28日(土)当日消印有効です!